2012/06/27

RESTAURANT SANT PAU

私がここ数年、東京でもっとも感動したお店(洋食)は3つあります。

1つめは品川の駅にあるクイーン・アリス。
母と行って、さわらのソテーうにソースを食べ、
身がふっくらして皮ぱりぱり、ソースの微妙な濃さに感動して、
こんなにおいしいものを(つくって)食べられる可能性もあるのに、
自分は普段の料理を適当にして、損をしているのではないか、
こんな風に自分でも最高のおいしさに調理したい、とあこがれました。

2つめは銀座のエノテカ・ピンキオーリ。
歴史のあるお店。
会社の部署のメンバーで、賞をとった先輩が連れて行ってくれて、
しっかりした味で凝ったデザインの料理と、店内の装飾の重厚さに、
「これが銀座なんですね・・!」と思いました。
でももう閉店してしまった。

3つめは日本橋のレストラン・サンパウ
スペインのカタルーニャの料理をベースとしているそうだけれど、
ぜんぜん「スペイン料理」じゃない。繊細。驚き。
初めて食べる味、初めて食べる組み合わせ。
料理の見た目もかわいらしくて女性が喜ぶお店。
部署の女性6人で行った。

そんなサンパウに今日連れて行ってもらった。
前回の前菜のテーマは「白」
すべて白い素材で構成されていた。
今回の前菜のテーマは「見た目と異なる味」

前菜のメニュー
イラストもかわいくてとっておいている。

人参の見た目、だけど、リンゴとパプリカでできている。

フォアグラとチェリー

チェリーとソースはすっぱくなく、優しい甘さで、
お酒のジュレと合わさってとてもいい香り。

フォアグラにサクサクしたパンのような生地と
シャキシャキの葉野菜が乗っていて、
フォアグラのむっちり+サクサク+シャキシャキの
食感の組み合わせがたまらない。

メインはマナガツオのアーモンドとアスパラソース

プリプリしてしっとりしたマナガツオのソテーに
コリコリ固めで青い匂いのアスパラ、
ちょっとムースみたいになっているアーモンド入りのソース
しそみたいなハーブの香り。

デザートはチョコレートのムース、ブラウニーのような生地に
コーヒーのアイス、チーズのアイス、
キャラメリゼしたマカダミアナッツ、グレープフルーツのソース

この前に、信じられないくらいなめらかなパイナップルのソルベに
フランボワーズのソースをかけたもの。

プティフール
小さなレーズンサンド、トリュフ、ブルーベリーのゼリーのようなの。
レーズンサンドのクッキー生地には「SANT PAU」の押し印。
ゼリーは固めの、和菓子みたいな形。
大納言みたい、とか言われていた。

行く前からにやにやしちゃってたけど、
料理がでてくるたび、一口たべるたびに
頭の中で「ギャーーーーーッ!!!!!!!!!!(かわいい・おいしい)」
と心の絶叫が響いて大変だった。
話が半分くらいしか聞こえていなかった・・。


アップした写真は、「撮りたい・・でも空気的に無理・・!」と
思っているのがだいたいいつもバレていて、BOSSが撮ってくれました。

そんなホスピタリティ溢れるところと同じくらい、
人の目なんて気にせずさくさく写真を撮る潔さに
あらためて憧れの念を強くしたり。


2 件のコメント:

  1. きよしろー2012年6月27日 21:37

    素敵な写真ばっかりで、思わずゴクリ!(BOSSに感謝だ!)

    どれもかわいいし、おいしそう。

    ぎゃぼー!!!!!!っという絶叫が聞こえました。

    クイーンアリス(品川駅の)は閉店しちゃったんだね・・・。

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  2. つれていきたいよーー!!!
    クイーンアリス、都内何店か閉店しちゃったんだね。
    おいしかったのになあ。

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